金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

By | 2017年5月7日
金持ち父さん貧乏父さん ブックカバー 金持ち父さん貧乏父さん
ロバート・T. キヨサキ, シャロン・L. レクター,
Finance, Personal
筑摩書房
2000-11
ペーパーバック 
280
白根美穂子
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
長崎訓子(プラチナスタジオ)

本書は...金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

確か、購入当時は「少しはお金のこと勉強しよう」という気持ちがあったはず。

でも、無駄使いが好きで後先のことを考えない怠惰な僕は「ハワイ本」の一冊としてしか読めなかった。良い読者ではなかった。

ハワイ生まれ日系四世の著者の背景や人生経験のところばかり拾い読み。自分のステレオタイプ化した日系人像と対比していた。自分の中では「貧乏父さん」のほうに共感を覚え、この「金持ち」になる方法を教えるという本書のテーマにはなじめずに。

ただ、これは自分の思い描く日系人像(ステレオタイプ化したもの)が邪魔をしていたと思う。

分の手持ちの本は2001年6月の初版22刷。刊行から半年で22刷!